■成功が失敗の呼び水になる■~優良企業が迷走する理由~

 おはようございます。


高知の朝は晴れて、冷え込んでます。

明日からは雨が続きそうですので、

有効に使ってください。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



クレイムズは、

破壊的技術の登場により不意をつかれるのは、

たいていは大規模な主力企業であるとした。



そして、

『イノベーションのジレンマ』の主旨は、

多くの優良企業が迷走する理由を

解き明かすことだったと続ける。



クリステンセンはそれまでの研究をもとに、

成功がえてしてその後の失敗の呼び水になる、

という結論を引き出した。








「業界の頂点に輝くうえで役立ったマネジメント手法は、


 破壊的技術の開発には不向きであるため、


 やがては破壊的技術をひっさげたライバルに


   市場を奪われるのだ。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)

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