■付加価値の大きい分野への移替え■~谷の向こう側へ~
おはようございます。
高知の夜明けは快晴です。
今は少し冷えますが、
日中は暖かくなりそうです。
休肝日明けの水曜日、今日もよろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
グローブは、
ドラッカーの言葉を引用し、
『死の谷』を前進するのに欠かせないのは、
古い発想にもとづく事業から、
新しい発想に根差した事業へと、
ヒト、モノ、カネを大胆に動かすことだ、
とした。
そして、
死の谷からうまく抜け出すためには、
まずは、谷の向こう側へたどり着いたときの
会社の姿を思い描かなくてはいけない、
と続ける。
グローブの説明によれば、
戦略転換を図ってからの三年間、
インテルの生産プランナーたちは、
メモリー事業に振り向けられていた経営資源を、
マイクロプロセッサー事業へと
再配置する仕事に取り組んだという。
「彼らは、稀少なヒト、モノ、カネを、
付加価値の小さい分野から
大きい分野へと移し替えたのである。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)
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