■『イノベーションのジレンマ』■~破壞的技術~
おはようございます。
春分の日の高知、
青空の中を小さな雲が
早足で流れていきます。
午後には一雨、
山では雪になりそうです。
水曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
クレイムズは、
市場に襲いかかる荒波について語ったのは、
ピーター・ドラッカーと
アンディ・グローブ
だけではないとする。
そして、
ハーバード・ビジネススクール教授の
クレイトン・クリステンセンは、
1990年代を代表するビジネス書を著し、
その著書はイノベーションをめぐる本のなかで
史上最高の売れ行きを記録したと続ける。
クリステンセンの
『イノベーションのジレンマ』(TheInnovator'sDilemma)は、
ハードカバーがあまりに好評だったため、
ペーパーバック版刊行にあたっては、
前払い金が100万ドルにもはね上がったが、
これはビジネス書としては記録的な金額である。
クレイムズは、
グローブは経営の実務家、
クリステンセンは学者兼コンサルタントと
立場こそ違うが、
ふたりの世界観には
共通するものがあるとする。
「クリステンセンは『イノベーションのジレンマ』において、
飛ぶ鳥を落とす勢いの企業は、
新しいテクノロジーに不意打ちされやすいと述べ、
既存の市場をとほうもない混乱に陥れる新技術や新製品を、
「破壊的技術」と呼んだ。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 第15章 イノベーションについて)
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