■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~
おはようございます。
久しぶりに青空が広がる高知の朝です。
飛行機雲が東西に走ってます。
明日からGW後半、どこに向かってんのかなぁ。
木曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーの祖母は
路面電車に乗っているときに
若いナチス党員がつけている
ハーケンクロイツについて説教をした。
それを見ていたピーターは、
どうなることかと
息を殺していたという。
ナチス党員は当時すでに、
老女を平気でひどい目に遭わせるよう
訓練されていたのだが、
幸いその若い党員は
鉤十字を外してポケットに入れ、
何分かのちに路面電車を下りると、
祖母に向かって帽子をとって
一礼したのだ。
「家族全員が、
祖母のこのふるまいを知って震え上がる一方、
胸を熱くしたり、
溜飲を下げたりもした。」
(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)
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