■毎週ふたつの作文を書く■~ひとりひとりの生徒と向き合う~

 おはようございます。


曇り空の高知の朝です。


アングラ演劇の祖、

唐十郎さんが亡くなった。

寺山修司達と共に新しいカルチャーを

創造した先駆者。


自分の青年時代から影響を受けた人達が

段々と去っていくことはやはり寂しい。

しかしそういう年齢になったんでしょうね。


ゆっくりお休みください。



連休最終日の月曜、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



エルザ先生は、

学期のはじめの三週間は

試験やミニテストを行い、

生徒にどれだけ知識があるかを

確かめるとした。



その三週間の試験期間が終わると、

エルザ先生は一人ひとりの生徒と向き合い、

どの科目が一番良くできたか、

と訊いた。



ピーター少年が、

読解ですと答えると、

先生はうなずいたが、

その一方、

作文はもう少し練習

しなくてはいけないと言い、

毎週ふたつの作文を書き、

一つは先生が決めたテーマに従い、

もう一つは自分でテーマを決める、

という約束ごとを提案した。









「話し合いの最後に先生は、


 『あなたは、自分で思っているよりも


 算数がよくできますよ』


 とも励ましてくれた。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)


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