■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

 おはようございます。


東の空に赤く染まった雲が浮いています。

高知の朝は肌寒く感じるくらいです。


今日は一日晴れても、

気温は穏やかなようです。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−




∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


クレイムズは、

エルザ先生が生徒の力を伸ばし、

独力で前へ進めるように、

フィードバックを与えるという考えは

後年ドラッカーの代表的な教えの

ひとつとなった、

とした。



それは、

能力が向上するかどうかは

すべて本人の努力しだいであるため、

自己啓発ができるように、

従業員には必ずフィードバックを

与えなくてはいけない、

という主張である、

と続ける。



学年のはじめにエルザ先生はピーターに、

よい成績をあげても決して

大げさに褒めたりはしない、

褒めるのはたまにだと伝えた。






「ところが、


 力を伸ばすべき分野、


 特に、力があるはずの分野で足踏みをしていると、


 まるで報復の天使のように、


 生徒たちに厳しい態度で臨むのだった。」





(『ドラッカーへの旅 知の巨人の思想と人生をたどる』 エピローグ)


コメント

このブログの人気の投稿

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~