■現実を動かすための知識とは(1)■~人類の知恵、美、知識の否定~
おはようございます。
ところどころに雲が浮かぶ高知の朝です。
今の時間、いくらか涼しく感じますが、
段々と上昇、日中は真夏日になりそうです。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『ポスト資本主義社会』から
ドラッカーは、
知識社会は、
人文主義者が求める
理想像とは異なる
教育ある者を必要とするが、
人文主義者は、
偉大な伝統すなわち
人類の知恵、美、知識を
否定することの愚かさを説くうえでは
正しいとする。
しかし、過去の継承では十分ではなく、
現実を動かさなければならない、
と続ける。
上田さんは、
ノーベル賞作家ヘルマン・ヘッセは、
人文主義者が求める世界の行く末を
予告したとする。
「『ガラス玉演戯』の主人公は、
下品で汚れた世界へ戻ることを決意する。
現実の世界にかかわりを持たなければ、
自らが手にする何ものも価値を持ちえなかった。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』I 成果をあげる)
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