■意見の不一致をつくりあげる利点(4)■~問題の理解に関心を持つ~

 おはようございます。


まぶしい陽が射す高知の朝です。


朝は少し寒いですが、

日中はぐっとあがり、

初夏の気候になりそうです。


土曜日、良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『経営者の条件』から




ドラッカーは、

意思決定の過程では意見の

不一致が不可欠だがとし、

その第三の理由は、

想像力を刺激するため、

とした。



上田さんは、

意見の不一致こそが宝の山であり、

問題への理解をもたらすものだ、

とする。



そしていかなる問題であれ、

意見の不一致が皆無などということは、

奇跡であり、

いわんや、

四六時中奇跡が起こることなど

ありえないと心得るべきである、

と続ける。



さらに、

それでは社長が一人いればよいことになるか、

本当に戦略的な決定が会議の議題に

なっていないことになる、

とする。



ドラッカーは、次のとおり言明する。











「成果をあげる者は、


 何よりも問題の理解に関心を持つ。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 3 なぜ意思決定で誤るのか)


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