■意見の不一致をつくりあげる利点(1)■~組織の囚人になることを防ぐ~

 おはようございます。


まぶしい陽が射す高知の朝です。

でも昨日からの寒さは残ってます。


今日は雨の心配もなく、

晴れた一日になりそうです。


水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『経営者の条件』から




ドラッカーは、

成果をあげる者は、

意図的に意見の不一致をつくりあげる、

とする。



そして、そのようにして、

もっともらしいが間違っている意見や、

不自然な意見によって

だまされることを防ぐことができる、

と続ける。



さらに、

意思決定の過程では

意見の不一致が不可欠だとするが、

その理由は三つあるとする。



その第一は、

組織の囚人になることを防ぐためである。



組織では、あらゆる者が、

あらゆる決定から何かを得ようとし、

特別のものを欲し、

善意の下に

都合のよい決定を得ようとすることに

なってしまうためだ。

















「そのようなことでは、


 小さな利害だけで決定が行われる。


 そのような、


 問題の理解を抜きにした


 決定の仕方はきわめて危険である。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 3 なぜ意思決定で誤るのか)


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