■最後に必要なのは勇気(2)■~臆病者の手~

 おはようございます。


未明の高知、雨は上がっているようです。

雲の多い高知の朝です。


今日は一日曇り、

雨の心配はなさそうです。


県教育委員会での仕事は今日が最終出勤日、

色々初めての経験をさせてもらって

興味深い一年を過ごしました。


来月からはお国の仕事に30年ぶりに復帰します。

新しい環境はいつも楽しみです。


金曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『経営者の条件』から



ドラッカーは、

意思決定の準備が整った後、

最後の決定には、

口には苦い薬の様な、

勇気が必要だとした。



そして、

ここで絶対にしてはならないのが、

もう一度調べようという

誘惑に負けることで、

それは臆病者の手であるとする。



しかし、

意思決定の意味について、

完全に理解しているという

確信なしに実行を

急いではならないと続ける。



10回のうち9回は、

不安に感じていたことが

杞憂だったことが明らかになるが、

10回に1回は、

重要な事実を見落としていたり、

初歩的な間違いを犯していることに気づく。








「10回に1回は突然夜中に目が覚め、


 シャーロック・ホームズのように、


 重要なことはバスカヴィル家の犬が


 ほえなかったことだと気づく。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 3 なぜ意思決定で誤るのか)


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