■意見の不一致をつくりあげる利点(2)■~代案を得ること~

おはようございます。


東に浮かぶ雲が赤く染まり始めた高知の朝です。


南の空には小さめの半月が浮かんでます。

春分の日、お墓詣りには良さそうな快晴になりそうです。


木曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬

~『経営者の条件』から




ドラッカーは、

意思決定の過程では意見の

不一致が不可欠だが、

その理由は三つあり、

その第一は、

組織の囚人になることを防ぐためである、

とした。



そして、第二は選択肢、

つまり代案を得るためであるとする。



決定には常に間違う危険が伴うが、

最初から間違っていることもあれば、

状況の変化によって間違いになることもある。



しかしそういう場合でも、

もし決定のプロセスにおいて

他の選択肢を考えていれば、

次に頼るべきものとして、

十分に考えたもの、

検討ずみのもの、

理解ずみのものを持つことができるのだ。











「全員一致で決めていたのでは、


 そこで決めたものしか


 案がないことになる。」



(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 3 なぜ意思決定で誤るのか)


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