■絶対に妥協からスタートしない(2)■~妥協の過程において大切なこと~
おはようございます。
未明の高知、
東の空に三日月が浮いています。
今日は一日晴れて、
初夏の暖かさになりそうです。
先日小さく咲いたお城の桜も、
一気に開花しそうです。
水曜日、今日も一日よろしくお願いします。
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
~『経営者の条件』から
妥協には二つの種類があり、
一つは古い諺の
『半切れのパンでも、ないよりはまし』、
もう一つはソロモン王の裁きの
『半分の赤ん坊は、いないより悪い』
との認識にもとづくもの。
前者は、
半分でも必要条件を満足させるもので、
パンの目的は食用であり、
半切れのパンは食用となるが、
後者の、
半分の赤ん坊では妥協にもならない。
ドラッカーは、
何が受け入れられやすいかから
スタートしても得るところはないとし、
さらに続ける。
「それどころか、
妥協の過程において
大切なことを犠牲にし、
正しい答えはもちろん、
成果に結びつく可能性のある答えを得る
望みさえ失う。」
(『ドラッカー時代を超える言葉』Ⅳ人を動かす 3 なぜ意思決定で誤るのか)
コメント