■明日の主力製品■~機会を飢えさせる典型~

おはようございます。

高知しまんと市で日本記録41度を記録さらに4日連続の40度超え。
よさこい祭りの宴のあともまだまだ暑そうです。
清流四万十川は鮎の漁場でもあるが、
この気温で漁獲量が大きく減っているとのこと。

雨不足で水位が低いことに加え、暑さで鮎が水温の低い川底に潜んだり、
餌を食べずに死んでしまったりしていることが原因とのこと。

さまざまな影響があるんだなー。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


製品の11分類
その2【明日の主力製品】

ドラッカーは、この明日への主力製品を企業は少なくとも1つはもたなければならな
いとしたうえで、
これと見受けられる製品は多くあるが、実態はそうでもないとする。

なぜか?
これらの製品の力をフルに発揮させるために必要な資源が、
十分に振り向けられていないからだ。

なぜこうなるのか?
原因は、明日の主力製品は、すでに高い利益を上げ始めているので、
これ以上の支援の必要がないと思われてしまうからだ。
そして、その資源が、成長性のない製品に振り向けられてしまっているのだ。
ドラッカーは、これこそ、問題児を養うために機会を飢えさせる典型であると指摘す
る。

この明日の主力製品こそが、資源の追加投資による見返りを最も多く期待できるの
だ。

「明日の主力製品が本当に餓死させられることがある。

 あるいはまた、きわめてしばしば、明日の主力製品は

 生み出されるだけで育てる努力が行われないことがある。

 その結果せっかくつくった市場に競争相手が進出し、

 耕作や種蒔きをせずに収穫だけしていってしまう。」


~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第4章 製品とライフサイクル)

   


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