■独占企業の危険■~限界的な存在へと変わる~
おはようございます。
快晴の川崎の朝です。
今日は、広島「原爆の日」である。
アメリカによる原爆投下から68年が経つ。
原発、テロ、地域紛争、核開発等人類全体に対する脅威は増え続け、
危うささえ感じる世界情勢だ。
この日に、鎮魂と祈りを捧げ、改めて平和を祈りたい。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、独占企業は、競争相手が現れた瞬間に、
限界的な存在へと変わる危険をもつとした。
市場シェアの大きな企業は、あらゆる領域において
事業を行おうとする。
しかし、あらゆる領域において、卓越した活動を
行うことのできる企業など存在しない。
卓越した活動ができない製品は、リーダーシップを取れない。
それは、すぐに限界的な存在になることを意味する。
主力製品は企業の中で売上げの大部分を占め、
同時に主たるコストの発生源となり、
最も貴重な資源を割り当てている製品である。
この製品がリーダーシップを握れなければ、
十分な利益をあげられない。
常に、駆逐される危険にある。
「事業の分析においては、
競争相手からの挑戦のない製品は
危険な製品であるという認識が、
何よりも重要である。」
~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第3章 利益、資源、見通し)
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