■事業全体を視野に入れる。■~コストの他への押しつけ~

おはようございます。
一時の涼しさが、徐々に夏戻り。

台風が近づいている、高知に今日出発します。
皆さんもこの2,3日の天候に気を付けてください。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬

コスト管理の五つの原則。

No4

企業の現実の理解と同様に、コスト管理も事業の全体を視野に入れなければならない。

一本の木を見れば、枝葉を剪定したくなるが、
そうすると、本来の役目である防風林としての機能が損なわれる。
木を見て森を見ない。

例えば、在庫管理部門で、人員削減や、勤務時間短縮などのコスト削減策を実行すると、
生産部門の作業に不要な待ち時間ができたり、出荷遅れが出たりするかもしれない。

また、外注要員を雇い入れる場合に、コスト優先した結果、
納期に間に合わない、品質上の問題が発生するなどの結果になる。


「企業の現実を理解するには、

 成果をもたらす領域すべてを

 視野に入れなければならないのと同じように、

 コスト管理の成果をあげるには、

 事業の全体を視野に入れなければならない。」


~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(5章 コストセンターとコスト構造)



   

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