■失敗製品は青リンゴの食べすぎ■~健全な企業ならばつまずかない~

おはようございます。

日差しが薄いためかいくらか涼しい川崎の朝です。
最近夜になると、自宅の周りでセミの鳴き声が増えた。
これも暑さのせいなのかなぁ。

ネットでセミを調べていると”蝉ガール”があった。

恋愛や失恋について、いちいちネット上で騒ぎ立てる女の子たちのことを指すらしい。
繁殖期に大声で騒ぐからとのこと。

----------------------


∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


製品の11分類
NO5【失敗製品】

この失敗製品は、顧客から顧みられない製品であり
時間の問題で自然消滅する。

なぜ失敗と呼ぶのか?
市場は大きく、自らには資源が揃っているという環境で
失敗する理由が見つからない。
顧客は間違いなく受け入れだろう、
と思う根拠が結果的に崩れてしまったからだろう。

しかし、問題はその失敗を早期に感知して、
出口戦略をコントロールして、
立ち直ることができる体制があるかどうかだ。
ビジネスは未知へのチャレンジであり、
それが成功する確率は1%だとドラッカーはいう。
失敗を恐れて、チャレンジしなければ
”無為のリスク”を犯すこととなり、
企業自体が消滅することとなるのだ。


「失敗製品は、青いリンゴを食べすぎた子供の腹痛に似ている。

 痛みは大きい。危険でもある。

 しかし、健康な子供ならば最初の一日半を越せば回復する。

 毒は消える。」


~P.F.ドラッカー「創造する経営者」(第4章 製品とライフサイクル)



   



コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~