■成長そのものは虚栄■~よい企業になること~
おはようございます。
寒い雨の川崎の朝です。
今日は勤労感謝の日、祝日。
午後には、晴れ間が広がりそうですね。
暖かくしてお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
企業の成長は自らに変化を促すための
戦略が必要だとした。
そして、急速な成長は
組織を脆弱化するとする、
と続ける。
その原因はマネジメントにある。
成長するためには、それまで以上に
ヒトモノカネ等の経営資源を必要とし、
その成長が急速、急激であればなおさらだ。
そして、その経営資源は規模に応じた適切な
マネジメントが必要となるが、
成長のスピードが速いと追いつけなくなる。
マネジメントができなければ
事業は成長どころか、
継続自体が困難となる。
企業は、自らの目標、戦略を持ち、
そこに向かって活動することが、
企業のなすべきことであり、
マネジメントの責任である。
成長はこれらの活動の結果であり、
目標は活動に対するものであって、
成長そのものを目標にすることは
本末転倒なのだ。
「大きくなること自体に価値はない。
よい企業になることが正しい目標である。
成長そのものは虚栄でしかない。」
~P.F.ドラッカー「マネジメント」
(第9章 マネジメントの戦略 43 成長のマネジメント)
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