■妥協からスタートしない■~半切れのパンでも、ないよりはまし。~
おはようございます。
台風20号は昨晩、四国上陸後、
中国、近畿、北陸と列島を横断。
その余韻で小雨の降る川崎の朝です。
台風一過、週末に向け
段々快復するんでしょうか。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
やがては妥協が必要になるからこそ、
誰が正しいか、何が受け入れられやすいか
という観点からスタートしてはならない、
とした。
そして、その妥協には、
必要条件を満たすものと、
満たさないものの二種類がある、
と続ける。
一つは古いことわざの
『半切れのパンでも、ないよりはまし』であり、
これは、食用というパンの目的の
必要条件を半分は満たす。
もう一つはソロモン王の裁きの
『半分の赤ん坊は、いないより悪い』である。
これは、半分の赤ん坊は、
二つに分けられた
赤ん坊の死骸であり、
命ある赤ん坊としての
必要条件を満たさない。
●とるぺき行動
いま直面している問題では何が正しい妥協か?
●身につけるべき姿勢
妥協を迫られても問題解決のための必要条件は守り抜く。
「そもそも何が受け入れられやすいか、
何が反対を招くから言うべきでないかを
心配することは無用であって、
時間の無駄である。
心配したことは起こらず、
予想しなかった困難や反対が、
突然、ほとんど対処のしがたい障害となって現れる。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第6章 意思決定を的確に行う)
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