■間をとろうとしない■~手術はするかしないか~
おはようございます。
未明の高知、東の空が赤く染まり始めています。
この時間涼しい空気ですが、日中は暑くなるんでしょう。
今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
行うべき意思決定は、
満場一致で決められるものではなく、
意見の不一致を生みだす必要がある、
とした。
そして、
意思決定は、行うか行わないかであるとする。
さらに、正しい決定のための原則はないが、
複数の解決案から最善のものを選択するには、
四つの基準がある、
とする。
第一にリスク:解決案から得られるものと冒さなければならないリスクを比較する。
第二に経済性:解決案のうち、最小の労力で最大の成果をもたらすもの、混乱を最小にとどめつつ必要な変革をもたらすものは何か。
第三にタイミング:緊急を要するのであれば、何か重大事が起こっていることを組織中に知らせる解決策が必要である。
第四に人的制約:制約条件として考慮に入れるべき最も重要な資源が、意思決定の結果を実行すべき人たちである
●とるぺき行動
二股をかけたり、間をとったりしたことはないか?
●身につけるべき姿勢
常に行動するかしないかである。再調査で逃げてはならない。
「得るものが犠牲やリスクを
大幅に上回るならば行動しなければならない。
行動するかしないか、いずれかにしなければならない。
二股をかけたり、間をとろうとしたりしてはならない。
手術はするかしないかである。
同じように、決定も行うか行わないかである。
半分の行動はない。
半分の行動こそ常に誤りであり、必要最低限の条件、
すなわち必要条件を満足しえない行動である。」
~P.F.ドラッカー「プロフェショナルの原点」
(第6章 意思決定を的確に行う)
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