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5月, 2019の投稿を表示しています

■みな違っているという事実■~苦手な分野強みが活かせる分野~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 いくらか涼しい天候の一日に なりそうです。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 アメリカの教育は、 世界は多様性に富み 多彩なスキルや才能の持ち主が、 創造的で人の役に立つ働き口に恵まれる という事実を受け入れようとしている、 とした。 そして、人間は幸いにも ひとりひとりみな違っているという事実も 受け入れようとしている、 と続ける。 「私たちには誰にでも  苦手な分野もあれば、  強みが活かせる分野もあるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■巨大で多様性に富むところ■~人の役に立つ働き口~

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おはようございます。 朝からまぶしい日が射すの川崎、 夏の陽射しです。 日中もこのまま気温は上がり、 真夏日予報です。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ 明日のアメリカ教育界における 七つの目標、 七つの到達点、七つの基本原則  その三。 ドラッカーは、 明日のアメリカの教育は、 生徒ひとりひとりが、 自分自身の才能や能力が 最も活かせる分野で 最高の成果を上げられるようにする という課題を、 突きつけられるだろう、 とする。 そして、これは柱になっている さまざまなスキルを、 それがどんなものであるか 問わないままに 捨て去る作業ではない、 と続ける。 「アメリカの教育は、  世界というのは巨大で  多様性に富んでいるところであり、  そこでは多彩なスキルや  多彩な才能の持ち主、  そしてさまざまな学業を  おさめた人たちが、  創造的で人の役に立つ働き口に  恵まれるという事実を  受け入れようとしています。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■天分、気質、性格そして能力■~自分の流儀の最高の学習~

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おはようございます。 小雨の降る川崎、涼しい朝です。 これから段々と晴れそうです。 昨日は毎朝通勤電車で通過する登戸で、 悲惨な事件が起こった。 子供たちを標的にした無差別殺人。 報道を見ていると、十数秒の間で行われ、 防ぎようがなかったのだろう。 この様な事件が身近に起こるとは 誰も考えないだろうが、 いつどこでどんな事件、事故が起こるのかは まったく未知の領域であることを痛感する。 犠牲になられた方々に心よりお悔やみを申し上げます。 水曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 天賦の才に恵まれない普通の子どもでさえ、 基礎的なスキルを身につけるのには、 十分すぎるほどの可能性を持っている、 とした。 そして、これは、補助的に コンピューターを使った指導のことを 言っているのではなく、 この仕事には巨大なマシンと数限りないほどの 新しいテクノロジーが必要になるとは 信じていないと続ける。 けれども、私たちの過去の教育現場よりも、 大量のツールが必要になることは確かで、 高校以下の学校に投下される資本の額が少なすぎ、 その結果学校は先生の労働に頼ってきた。 ドラッカーは、だからこそ、 教室全体に先生の都合を押しつける以外に 打つ手がなくなり、生徒ひとりひとりの 天分、気質、性格そして能力を 引き出せなくなるのだとする。 「明日のアメリカの教育界では、  私たち自身が、こうした先生ばかりに  頼っている現実を容認することはないでしょう。  明日の教育界で私たちは、できる限りの力を尽くして、  ひとりひとりの子どもが自分の流儀で  最高の学習ができる手法をとれるように  努力する必要に迫られるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学") ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

■リズム、学習スピード、そしてパターン■~融通の利かない教育法~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝です。 昨日も真夏日でしたが、 今日は西日本から段々と雨、 傘をお忘れなく。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 明日のアメリカ教育界における 七つの目標、七つの到達点、七つの基本原則は、 今でもすでに認識できる、 とした。 その二 ドラッカーは、明日の学習は、 保育園や幼稚園から始まって、 最も先進的な成人向け生涯教育に至るまで、 個人ひとりひとりのリズム、学習スピード、 そしてパターンを大切にして、 それを有効に活かすような手法を とるだろうとする。 そして、昔からずっと、 ひとつの教室には30人から 50人の子どもがいたために、 先生は、そのすべての子どもたちに 同じパターンを押しつける他に 選択肢がまったくなかった、 とする。 「融通の利かない教育法が  どうしても避けられなかったのです。  今ではもう、   これは過去の話になりました。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■”入学拒否ゼロ”の原則■~普通の子どもが持つ可能性~

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おはようございます。 明るい陽射しの川崎の朝です。 昨日は各所で猛暑、沢山の人が熱中症発症、 亡くなられた方もいる。 今日も猛暑予報、 他人ごとではなく自分のこととして、 気を付けたほうが良いようです。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 明日のアメリカ教育界における 七つの目標、七つの到達点、七つの基本原則は、 今でもすでに認識できる、 とした。 そして、その一として、 明日の学校の基盤は、 ”入学拒否ゼロ”の原則に置かれ、 学校は、どんな子どもも 基礎的なスキルの面で、 最低の水準に到達することを 保証できるという、 しっかりとした前提が 基礎になるだろう、 とする。 出来の悪い子どもや、 だらしない子どものことを、 箸にも棒にもかからず 教えられないことを理由に あれこれあげつらうことは口実でしかなく、 許されることではないとする。 「私たちが持っている証拠はどれもこれも、  天賦の才にあまり恵まれない普通の子どもでさえ、  基礎的なスキルを身につけるのに  十分すぎるほどの可能性を持っていることを  教えてくれているのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■七つの目標、到達点、基本原則■~どこに向かうべきか~

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おはようございます。 朝から夏の日射し、日中は真夏日、 体調にお気を付け下さい。 日曜の朝はそれまで時事放談を見ていたが、 終了後NHK「目撃!にっぽん」をふと見始めた。 今日はLGBTの世界的メークアップアーティストの ドキュメンタリーだったが、 毎週心が動かされる。 NHKらしいと言えばそうだが、らしくない良さがある。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 学習は遊ぶには 歳をとりすぎている人たち、 仕事をするには まだ若すぎる人たちの 特別なものなどではなく、 生涯にわたって続けられる 経験そのものなのだ、 とした。 そして、近い将来何が学校で起こるか 予言することはできない、 と続ける。 「ただし、私たちは、  私たちがどこに向かおうとしているのか、  あるいは、少なくともどこに  向かうべきかについては、  理解しています。  明日のアメリカ教育界における  七つの目標、七つの到達点、七つの基本原則は、  今でもすでに認識できるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■生涯にわたる経験■~隔離、強制の仕組みではない~

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おはようございます。 快晴の川崎の朝、 気持ちの良い休日になりそうです。 都心はトランプ来日騒動で、 交通規制や立入制限など厳しい場所もあります。 お気を付け下さい。 良い休日をお過ごし下さい。 ----------------------    ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 学校は、日常生活に基づいた事実を 整理確認させてくれるところ、 というイメージに転換しなければならない、 とした。 そして、学校は”教育”のために隔離され、 強制された仕組みではなく、 ”学習”というプロセス全体の中での きわめて重要な部分となるように、 その再構築を迫られるだろう、 と続ける。 「要するに、  学習は遊ぶには歳をとりすぎている人たち、  そして仕事をするにはまだ若すぎる人たちの  特別なものなどではなく、  生涯にわたって続けられる経験  そのものなのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学校のイメージを変える■~日常生活の経験に基づくもの~

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おはようございます。 まぶしい陽射しの川崎の朝。 気温上昇中、日中は30度超えの夏日の予報です、 体調にお気を付け下さい。 金曜日、今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 仕事にも病気にも 学ぶ機会があるのと同じように、 赤ん坊用のベッドも 学習するための施設なのだ、 とした。 そして、学校は、人間の学習方法について 我々の持つささやかな知識に、 学校自体を適応させると共に、 学校そのもののイメージを 変えなければならない、 と続ける。 「イメージを変えるとはつまり、  学校の外で営まれている  個人の生活とは距離があって  まったく関係のないもの、  という学校のイメージから、  日常生活の経験に基づいた  核心的な事実を総合的に整理し、  その理解を深め、  しっかり確認させてくれるところ、  という学校のイメージに転換することです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■”学習する施設”としての学校■~仕事も病気も赤ん坊用ベッドも~

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おはようございます。 明るい陽が射し始めた川崎の朝です。 日中は夏の気温、 身体はまだまだ春から抜けきっていないため、 体調を崩しやすくなります。 お気を付け下さい。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 生命の始まりと終わりは存在するが、 学習には始まりと終わりは存在しない、 とした。 そして、人は学校以外のところでは どこでも”遊び”や”仕事”を ”実践”するのに対して、 ”学習する施設”としての”学校”は 存在意義がなくなってきていると、 続ける。 「仕事にしても重い病気にしても、  そこに学ぶ機会があるのと同じように、  赤ん坊用のベッドも  学習するための施設なのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学習に始まりと終わりはない■~人間機能の総動員~

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おはようございます。 昨日の雨も上がった川崎の朝です。 今日は晴れの一日になりそうですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 学習するという営みは 生物学的なプロセスの継続だと 理解しており、 学習は胎児から始まり、 死亡するまで続くとした。 そして、学習がある特定の ”学習する生体組織”つまり、 精神あるいは知性に限られた 活動ではないこともわかっている、 と続ける。 それは、手、目、神経系、頭脳などの 人間がもつ機能を動員して取り組む プロセスなのだ。 「そして、最も原始的な生命体から  最も進化した生命体まで、  どの段階の生命体にも  特有のプロセスなのです。  生命の始まりと終わりは存在します。  けれども、学習にまつわる  さまざまな段階の存在は認められるにしても、  学習の始まりと終わりは存在しないのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学習は胎児から死亡まで続く■~プロセスはひとつ~

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おはようございます。 朝から強めの雨が降る川崎の朝です。 このまま雨の一日になりそうです。 今日もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 人間がまだ創造的な仕事を こなせるほどの成熟度ではない と考えられる段階が、 学習の時期だったのだとした。 そして、人は、”実践”に 取りかかったとたんに、 それまでの学習を やめてしまったと続ける。 ドラッカーは、 学習するという営みは 生物学的なプロセスの継続だと 理解しており、 学習は胎児から始まり、 死亡するまで続く。 「幼児が学ぶ方法と  成人が学ぶ方法の間には、  何の違いもありません。  学習するプロセスは  ひとつしかないのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学習を卑める行為■~”理性的な理解”ができる程度~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 雲を通して日が射してきますが、 西日本から段々と強烈な雨雲が北上、 夜から明朝にかけ東京地方も強い雨が降りそうです。 お気を付け下さい。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ソクラテス派の伝統によれば、 学習は”実践”とまったく 何の関係もなかった、 とした。 そして、このふたつを結びつけるのは、 学習をいたずらに卑める行為であり、 知識の破壊だったのだと続ける。 そして学習は、それが”準備”であるからこそ、 若い人たちがその対象になっていたとする。 「人間が”理性的な理解”ができる程度には  成熟していても、  まだ創造的な仕事をこなせるほどの  成熟度ではないと考えられる、  そんな人生における段階が  学習の時期だったのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学習は”実践”の準備■~知性は感情とは無縁~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 穏やかな天候の一日になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 学校制度自体は、 学習は知的な活動である という前提を基盤にしてきた、 とした。 そして、この知性は、 肉体や感情とは 無縁であるばかりではなく、 対立していると考えられていた、 と続ける。 ドラッカーは学校としては、 学習は”実践”から分離され、 対立関係にある独自の活動である、 と考えているとする。 「学習はせいぜい”実践”のための  準備でしかないのです。  ソクラテス派の伝統によれば、  学習は”実践”とまったく  何の関係もありませんでした。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学校の役割の変化■~知性の働きによって行なわれるもの~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 昨日の暑さからいくらか涼しく、 平年並みの気温の様です。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、学校が、 どんどん悪い方向に 走っていることが原因で、 危機に陥っているわけではない、 とする。 それは、学校が危機に陥ってしまった原因は、 個人と社会にとっての学校の役割が あまりにも大きく変化してしまったからだ、 と続ける。 それは、学校の役割が昔よりも はるかに重要になっているからなのだ。 「学校制度自体は、  どんな国の場合にも、  学習は知的な活動であるという前提を  基盤にしてきました。  学習は、学校の考えによれば、  切り離された生体組織、  つまり知性の中で、  そしてその知性の働きによって行なわれるものです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■アメリカの教育の将来像■~どこに向かいどう実践されるのか~

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おはようございます。 明るい陽射しの川崎の朝です。 日中は気温が上がり25度、 夏日になりそうです。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 構築される学校制度は、 私たちがこれまで経験してきた どんな制度ともかけ離れているだろう、 とした。 そして、この教育問題を、 現実に理解することが 重要になると続ける。 ドラッカーは、私たちは、 なぜ学校が危機に陥っているのか、 またアメリカの教育の将来像が どんなふうになるのか、 あるいは少なくともどうなるべきかも、 すでにわかっているとする。 「しかも私たちは、  新しい手法や発想がまずどこに向かい、  そこでどう実践され完成されるのか、  少なくともその推測もできるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■学校制度の構築■~社会的な混乱や危機~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 段々陽射しが強まっています。 日中は暑くなりそうです。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ~今の私たちに見えているアメリカの教育の将来像~ ドラッカーは、 私たちは今、アメリカの学校が 危機的な状態にあることを認識しており、 実際に、”アメリカの伝統的学校制度廃止” について議論したり、 ”将来は学校がなくなる”などと 予言したりする人たちがあちこちに 見受けられるとする。 そして、はっきり言って、 そんなことは起こらないと続ける。 確かなことは、これから先、 社会的な混乱や危機に見舞われる、 基本原理を再考する、 そして学校制度を構築する、 という時代が長く続くこととなる。   「そこで構築される学校制度は、  私たちがこれまで経験してきたどんな制度とも、  非常にかけ離れているでしょう。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■世界を真っ当にするために■~活動ではなく成果~

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おはようございます。 薄曇りの空から明るい陽が射す 川崎の朝です。 今日は雨の心配はなさそうですね。 水曜日今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 もし私たちが今のこの熱気を すべて光に変換し、 この興奮をすべて仕事に 転換しないとすれば、 私たちは極端な欲求不満に陥って、 あっという間に環境問題に 愛想をつかすのではないか、 と心配する。 そして、興奮は成果が上がらない限り、 長続きしないものなので、 私が関心を持っているのは、 活動ではなく成果のほうだと続ける。   「つまり私は、世界にとって  間違っているのは何かではなく、  世界を真っ当にするために  私たちは何をするのかということに  関心があるのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■バランスを維持すること■~最も意味のある大義~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 今日はにわか雨の可能性あり、 折り畳み傘が必要そうですね。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 自らを社会生態学者としていたが、 その生態学者がどっちを向いても、 孤立しているという感覚から 解放されるのは、 すばらしいことだとする。 そして、さらに私の懸念を 理解してくれる人たちが 至るところにいるのがわかるのも、 すばらしいことだと続ける。 なぜかと言えば、 人間とその環境、 そして人間と人間、 さらに人間とその価値観、 そのそれぞれのバランスを 維持することが、 最も意味のある大義だからなのだとする。   「そうは言っても、  昔からの生態学者である私自身も、  ますます気が短くなってきています。  もう長いこと、  そうした状態が続いています。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■ときめきは不要■~腰を落ち着けて仕事に打ち込むこと~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 日中は晴れ間もでそうです。 気温の変化が激しい時期、 体温調整にお気を付け下さい。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 新聞の日曜版が取り上げている 目前に迫った非運に、 本当に直面しているのだろうか、 と問う。 そして、まだ、そんなことはないだろうが、 そのための準備はかなり遅れていると続ける。 ドラッカーは、 私たちは、さまざまなご託に納得するよりも 仕事に取りかかったほうがよいし、 また、立派な心構えよりも成果を要求したほうがよい、 さらに、気持ちのよいときめきよりも、 それなりの計画や考え抜かれたプログラムを 追求したほうがよいのだ、 とする。 「そんなときめきは、  環境問題の取り組みにとって、  大した役には立ちません。  恰好ばかりのやっつけ仕事を許すのではなく、  腰を落ち着けて仕事に打ち込むことに、  あくまでこだわるほうがよいのです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■私たちは何をすべきか■~環境のことを気にかける人たち~

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おはようございます。 薄曇りの川崎の朝、 穏やかな天候の一日になりそうです。 良い休日をお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、すでに私たちには 環境問題が山積しているのだから、 これ以上無意味な問題を 増やすべきではないはずだとする。 そして、本当に環境のことを 気にかける人たちが 必要な時代になっていると続ける。 「こうした人たちは、  『私たちは何を発言すべきか』ではなく、  『私たちは何をすべきか』  と問いかけています。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■恐ろしい反動と恐ろしい幻滅■~辛い時代に突入~

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おはようございます。 淡い雲の合間から、 段々陽射しが増してくる川崎の朝です。 週末が来ましたね、 ゆっくりお過ごし下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、私たちは、 環境と雇用とが衝突する進路を 進んでいるが、 私たちがその衝突に耐えられるとは 思えないとした。 そして、私たちがどれほどのお金を 環境につぎ込んでいるのか、 正確なところは誰にもわからないが、 それは何十億ドル単位の高額になっており、 しかも急激に増加しているのは 間違いないと続ける。 もしこの数年間で何の成果も上がらなければ、 私たちは、恐ろしい反動と恐ろしい幻滅の 両方を経験することになるとする。 「今、生態学に舞い上がっている  たくさんの人たちは、  そのときになったら、  『それは要するに、政治的な策略にすぎない』  と言うでしょう。  こうなると、生態学は非常に辛い時代に  突入するほかなくなります。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")

■環境と雇用との衝突■~どんなリスクをとれるのか~

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おはようございます。 明るい陽が射す川崎の朝です。 連休明けの一週間も最終日、 あと一息頑張りましょう。 今日も一日よろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ベビーブームの時代に生まれた赤ん坊が、 労働市場に入ってきている段階では、 労働力不足はまったく起きないはずだ、 とした。 そして、そうなると人々は再び、 雇用に関心を向けるようになると続ける。 ドラッカーは、私たちは、 環境と雇用とが先々、 衝突する進路を進んでいるが、 私たちがその衝突に耐えられるとは 思えないとする。 「私たちは、  仕事にありつく当てのない人たちの  雇用を確保するために、  どんなリスクなら積極的にとれるのか  考え抜かなければなりません。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1970年代"環境にまつわる政治学・経済学")