■独立した外部委託契約者■~長い通勤はただの苦痛~
おはようございます。 今朝は快晴、気持ちに良い秋空です。 各地で初雪、初霜の便り。 明日からは師走ですもね。 今日は絶好の紅葉狩り日和、 暖かくしてお楽しみ下さい。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 人口構成の変化によって、 否応なしに仕事を 委託契約に切り替える傾向も 強まるだろう、 とする。 そして、子どもにあまり 手がかからなくなったので 働きたいと思う中高年の女性の数が、 ますます増えるだろうと続ける。 大多数の人たちは 経営者の立場になれるわけではなく、 なれるのは事務員か 事務員の監督の立場ですから、 こうした人たちにとっては、 会社のある都市部までの長い通勤は ただの苦痛にすぎない。 ドラッカーは、 どこで働けるにしても、 ロサンゼルスまで二時間かけて ひたすらフリーウェイを ドライブするよりも、 自分の住まいに近いところで 働き口を探すものだ、 とする。 「これだけでも、外部委託契約への移行が 加速される原因になるでしょう。 つまり、ロサンゼルスの大企業のために、 こうした人たちを管理したり、 訓練したりする企業の存在が 必要になるのですが、 ここポノマバレーにはそうした企業の数が 十分にあるのです。 こうした人たちは、 ひとりひとりが独立した外部委託契約者となって 複数の企業をクライアントに持ち、 そこから外部委託を引き受ける、 というわけです。」 ~P.F.ドラッカー 「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」 (1989年 ■知識の講義Ⅳ) https://www.facebook.com/ail.ltd/photos/a.182805218449530/2670083116388382/?type=3&theater