■従業員の足を引っ張っている■~ボスとして何をすべきか~

おはようございます。

快晴の朝、
気持ちの良い秋空が広がっています。

好天続きですが、明日は一息で雨の模様です。

今日が行楽日和です。
お楽しみ下さい。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
セールスパーソンはおそらく、
アメリカ経済の中で
最も生産性が落ちてしまっている
職種ではないだろうか、
とした。


そして、その一方で、ここ数年間、
目覚ましい成功を収めている
GAPなど一部の小売チェーンは、
どこも同じ手法を踏襲している、
と続ける。


彼らはセールスパーソンのところに行って、
「君には何が期待できるかな」と言ったり、
「会社のせいで君の仕事が
やりにくくなっていることはないだろうか」
と聞いたりする。


ドラッカーは、
大半の組織は、
実績を上げようとする従業員の足を
逆に引っ張っているので、
彼らに対するマネジメントのプロセスでは、
九か月ごとに彼らのところまで行って、
次のように語りかけることが
大切になるとする。





「給料に見合った仕事を

 しようとしている君の力になるには、

 この組織や部門に対して、

 会社は何をすればよいのか、

 そして君のボスとして

 私は何をすればよいのか話してくれないか。

 また、会社がどんなことをして

 君の足を引っ張っているのか

 話してくれないだろうか」



~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 ■知識の講義Ⅲ)

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