■目標承認は経営者の権利、義務■~対比から始める~

おはようございます。

今朝も快晴、きりっとした空気が漂います。
しばらくは好天、秋の深まりを楽しめそうです。

水曜日、今日も一日よろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ドラッカーは、
従業員個人にしろ集団にしろ、
どんな責任を負うのか
という答えを話しにきたときは、
その場ですぐにイエス、ともノーとも
答えない様にしなければならない、
とする。


その理由は、目標を承認するしないは
経営者の権利であり義務でもあるが、
その答えを慎重に検討するべきだからだ、
と続ける。


評価の作業は、すでに設定されている
達成目標との対比から始める必要が
あるだろうが、一年半がたってから
従業員が積み上げた実績を検討したのでは
十中八九目標が変更されてしまっていることに
気がつくのがオチとなる。




「具体的には、その年度が始まって三か月たったころに、

 その従業員を呼んでこんな話をしているのです。

 『ジョー君、急ぎの仕事が入った』、

 あるいは『この計画の前提は

 君が新しい装置を手に入れることだったはずなのに、

 まだ手に入っていないんだね』。

 ただし、このように目標が変更されていたとしても、

 少なくとも、それが何から外れてしまっているのかは

 わかるものです。」


~P.F.ドラッカー
「ドラッカーの講義(1943-1989)~マネジメント・経済・未来について話そう~」
(1980年代 ■知識の講義Ⅲ)

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