■単刀直入な進め方■~助けを求めるのではない~
おはようございます。
薄曇りの川崎の朝、暗い空です。
しかし日中は晴れ、
非接触のウオーキングで気分転換です。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ゲーニアはやがて
官僚主義と戦うオンブズマンの役を
果たすようになり、
彼女の小さな事務所にある
四台の電話は引っきりなしに
鳴っていた。
その頃すでに彼女は
有名人となっており、
役人が「ゲーニアの娘」の
親や叔父であったり、
連れ合いであったりすることも
少なくなかった。
いずれにしても彼女の話の
進め方は単刀直入で、
役所に対して聞くのではなく、
こちらから言って、
他によい方法があれば
向こうが言ってくれるというもので、
こちらからしてほしいことを
言わなければ、
調べておくと言われるのが
おちとのことであった。
「彼女は助けを求めるのではなかった。
相手が処理に困っているに違いない問題に
解決策を示してやるのだった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)
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