■官僚主義との戦い■~手ぐすねを引いて待っている~
おはようございます。
柔らかな薄曇りの川崎の朝です。
一昨日非常事態宣言が出されたが、
昨日東京では過去最高の感染者数を記録した。
2週間前に感染した数ということであれば、
3月の三連休後の余波が続いているのだろうか。
在宅勤務を導入している企業の割合は30%に
達していないという、
従って、通勤電車は相変わらず混雑している、
これでは沈静しないんだろうね。
今日も健やかにお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ゲーニアはやがて官僚主義と戦う
オンブズマンの役を果たすようになった。
シュワルツワルト・スクールダウンの
小さな事務所にある四台の電話は
引っきりなしに鳴り、
その話を彼女は聞き、質問した。
その間、助手が話の信憑性を
確認する電話をしたが、
それは、彼女は自分が
だまされてはならないことを
承知していたことによるもの
であった。
「『大勢の人が私のだまされるのを
手ぐすねを引いて待っているのよ。
一度だまされたら終わり』。
助手の確認を待つ間作戦を練り、
電話を取り上げて行動を開始した。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)
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