■三つの申し入れを断る■~ゲーニアを傷つけたくなかった~


おはようございます。

ゴールデンウイークの時期らしい
気持ちの良い空気が漂う川崎の朝です。

昨日の土曜日は都心、
近郊ともぐっと人手が減ったようですね。

あと10日余り、知恵と工夫でじっと我慢しましょう。

日曜日、健やかな一日になりますように!
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


アネッテは、
第一次大戦が終わったとき、
二つの仕事のオファーを受け、
そしてへムから、ゲーニアとの
離婚を前提にプロポーズを受けたが、
彼女はこれら三つの申し入れを断った。


二つの仕事のオファーを断ったのは
へムとの同棲を決めたからであり、
へムとの結婚を断ったのは、
すでにゲーニアが離婚を承知し、
アネッテへの求婚のメッセンジャー役を
務めていたにもかかわらず、
ゲーニアを傷つけたくない、
との思いからだった。




「アネッテは、

 シュワルツワルト家の最上階の

 ヘムの部屋のに引っ越した。

 同時に、親友として

 ゲーニアの事業も助け続けた。」



~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)



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