■ゲーニア流に做う■~茫然として当然~
おはようございます。
今にも雨が落ちてきそうな曇り空、
肌寒い川崎の朝です。
今日は全国的に雨、
東京地方は夜から本格的に降りそうです。
新型コロナ感染のピークが来ない。
拡大が止まらないというか、止められない。
保菌者も予備軍も他人ごとではなく、
自分自身が止めるしか方法がないんでしょう。
健やかな休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
何十年も後の1950年代から
60年代にかけてドラッカーは、
このゲーニアのやり方を
使う立場におかれた。
当時、ニューヨーク大学大学院で
マネジメントを教えていたが、
突然、中年の将校が大勢
助けを求めてやってくるようになった。
その理由は、
軍が将校の退役を急ぎはじめたためで、
博士号でも取って教職に就けないものかと
相談に来る人たちが増えたのだった。
「しかし、彼らが本当に
必要としていたのは、
自信を持ってこなすことのできる仕事だった。
軍以外で働いたことがなかった。
四五歳で昇進の見込みなしと
放り出されたのでは、
茫然として当然だった。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)
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