■女子専門のギムナジウム■~シュワルツワルト・スクール~
おはようございます。
ほのかな陽射しの川崎の朝です。
昨日東京での新コロナの感染者が
100人を超えた。
休校解除コメントにより、
気持ちの緩みを生んだ
あの三連休から2週間に当たる。
その影響だとすると、
この2,3日の感染者数拡大が
山場だろうとも考えられるが、
このウイルスを甘く見過ぎだろうか。
一先ずステイホームの日曜にします。
皆さん気をつけてお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーの母は、
ゲーニアの広告を見た日に、
学校に駆けつけ授業に出ていた。
他方ゲーニアは母の後見人を訪ね、
授業料について掛け合ったが、
後見人は支払いを拒否した。
しかしゲーニアには、
母が両親の遺産を相続するまでの間、
授楽科を前貸しするだけの財力があり、
たとえ無一文の女の子が相談に来ても、
奨学金を出してやる力があった。
この学校には、最初の二週間で
300人の応募があったが、
うち100人の男の子には他の講座を紹介し、
200人の女の子のうち50人ほどに入学を許可した。
二年後には、そのうち30人が
大学への資格試験に合格したが、
そのほとんどが優秀な成績だった。
「この戦果を祝ったわけでもないだろうが、
ゲーニアは講師を務めていたへムと結婚した。
そのまた二年後には、
文部省からオーストリア初の
女子専門のギムナジウムとしての認可を得た。
ドイツに先立つこと数年、
フランスに先立つこと10年以上だった。
その一年後には、
このシュワルツワルト・スクールに、
やがて私が行くことになった
小学校が付設された。」
~P.F.ドラッカー「ドラッカーわが軌跡」
(Ⅰ 失われた世界 2章シュワルツワルト家のサロンと「戦前」症候群)
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