■スターリンへの疑い■~悪意に満ちたファシストの嘘~
おはようございます。 薄曇りの川崎の朝です。 曇り時々晴れ、日照が少ない分だけ 昨日より涼しいようです。 月曜日、今週もよろしくお願いします。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ ドラッカーは、 ブレイスフォードは、 良心の人であり、 先駆けの人だった、 とした。 そして彼のソ連礼賛は 一大センセーションを巻き起こし、 彼の知られた真摯さと純粋さが、 世論に重大な影響をもたらした、 と続ける。 ドラッカーは、 あの分析力と不屈の良心で知られる ブレイスフォードが スターリン主義を認めているからには、 世論にとっては、 ソ連の恐怖政治も、 強制収容所も、秘密警察も、拷問も、 農民虐殺も、粛清の嵐も、 悪意に満ちたファシストの嘘に決まっていた、 とする。 「一九三四年に 私が初めて会った頃には、 すでにノエルはスターリンに 疑いの念をもっていた。 しかもその疑いは増大する一方だった。」 (Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)