■社会による社会の救済■~根っからの観察者~
おはようございます。
明るい陽が射し始めた川崎の朝です。
今日は曇り時々晴れ、
気温は夏日、上着なしでも良さそうですね。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ブレイスフォードが
ドラッカーたちと親しくなったのも、
会話すべき肝心の問題があったためだった、
とした。
そして、ドラッカーが
初めてプレイスフォードに
会ったのは24歳のときだったが、
彼は36歳も年上だった、
と続ける。
その頃ドラッカーは、
イギリスへ来て一年足らずの時で、
小さなマーチャント・バンクで
アナリスト兼秘書役に
なったばかりだった。
ドラッカーは、
ブレイスフォードは、
すでに名のある一流のジャーナリストであり
一流の文筆家だったが、
ドラッカーは根っからの観察者、
ブレイスフォードは運動家だった、
とする。
「私の政治、社会、経済へのアプローチは、
ブレイスフォードのそれと正反対だった。
すでにその頃には、
私は、あらゆる種類の、
「社会による社会の救済」に
懐疑的になっていた。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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