■イギリスの魂を救う■~独立式典には呼ばれない~

 おはようございます。


雲が空を埋める川崎の朝です。


まだ雨は降ってませんが、

湿気がたっぷりの空気です。


このまま晴れ間はなく、

にわか雨の可能性もありそうです。


月曜日、今週もよろしくお願いします。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

初期キリスト教では、

奴隷は魂を救われて天国へ行けるが、

その主人は、

奴隷を所有することによって魂を失い、

地獄に落ちると教えていた、

とした。



そして、ブレイスフォードは、

イギリスの魂を救うために、

インド独立を主張したのだった、

と続ける。



ドラッカーは、

そのような考えが、

インド人を喜ばせなかったのは

当然のことで彼自身も

そのことは承知しており、

あるときドラッカーに

次のとおり言った。





「インド人は私には感謝しきれないはずだ。


 今でも僕を必要としている。


 でも、独立の記念式典には呼ばれないだろうね」


(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)

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