■良心の人であり先駆けの人■~ソ連とスターリンを賞賛~

 おはようございます。


薄い雲がかかってますが、

明るい陽が射し始めた

川崎の朝です。


午前中は晴れ、午後から段々と雲が増え

夕方には俄雨もありそうです。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬



ブレイスフォードは、

自由主義者と社会主義者に対し、

共産主義者とパートナーシップを

組むべきことを訴えた。



そして彼は同時に、

共産主義者に対し、

思想的な潔癖さにこだわることなく、

ナチズムとの戦いという

共通の目的のもとに

参集することを求めた、

と続ける。



ドラッカーは、

ブレイスフォードは、

ソ連とスターリンを

賞賛することまでしたが、

それは、

フェビアン協会のウェッブ夫妻や、

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスの

ハロルド・ラスキなどの、

後のスターリン礼賛者のものほどには

全面的なものではなかった、

とする。





「しかし彼は、


 ウェッブ夫妻ほどの政治力はなくとも


 良心の人であり、


 ラスキほどの鋭さはなくとも


 先駆けの人だった。」


(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)

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