■マハトマ・ガンジーとの接点■~インドのことは何も知らない~

 おはようございます。


分厚い雲が空を覆う川崎の朝です。


今にも雨が滴りそうですが、

これから一日断続的に降りそうです。


雨具が必要です、お忘れなく。


木曜日、今日も一日よろしくお願いします。

----------------------



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ブレイスフォードが

選挙に落ちた数日後、

オックスフォードの

同じ学寮の16歳年下の卒業生である、

ジャワハルラル・ネルーが訪ねてきた、

とした。



その訪問の趣旨は、

ネルー本人と、

マハトマ・ガンジーという名の

インド人弁護士との共同執筆による、

インド独立を主張する論文を

出版してくれそうな、

ある出版社を紹介してほしい

というものだった、

と続ける。



ドラッカーは、

こうして1920年、

ブレイスフォードは、

インド独立を支持する

最初のイギリス人論客となるのだが、

当時ブレイスフォードは、

インドのことについては、

事実上何も知らなかった、

とする。





「彼はその後もインドのことは


 あまり勉強しなかったし、


 気にもかけていなかった。


 最初のインド訪問でも、


 さほどの感銘は受けなかった。」


(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~