■ナチズムに対する拮抗勢力■~スターリン主義への嫌悪~
おはようございます。
昨日の名残の様に雲が残る
薄曇りの川崎の朝です。
段々陽射しが増し日中は気温上昇模様。
このところ日毎に10度近くの気温差、
体調管理にお気を付けください。
金曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ブレイスフォードは、
頭にこびりついて離れることのない
自らの最大の関心事である大問題について、
左翼の人間とは話ができなかったから、
自分と付き合ったのだと思う、
とした。
それは、ソ連共産党との関係だったが、
ブレイスフォードは、
自分の考えをまとめるためにも
誰かに話をすることは必要だった、
と続ける。
ドラッカーは、
プレイスフォードが
共産主義に心を動かされたことはなく、
ましてスターリン主義に
魅力を感じたことなど
露ほどもなかった、
とする。
「その教条主義、画一主義、
秘密警察、恐怖政治、
神学論争のすべてを嫌悪していた。
しかし彼は、
ナチズムの伸張を見るにつけ、
ソ連の共産主義を唯一の
拮抗勢力とみなすようになっていった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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