■非国教徒の牧師としての血■~学究としての将来は消えた~

 おはようございます。


明るい陽が射しこむ朝ですが、

これからまた時々曇り、

ところによっては雨。

不安定な天気予報ですので、

お気を付けください。



日曜日、良い休日をお過ごし下さい。

----------------------



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

ちょうど勃発したボーア戦争が、

プレイスフォードを

学問の世界から政治の世界へと

押し出してしまい、

彼は良心の問題として戦争に反対した、

とした。



そして、良心の問題について

黙しているには彼の体には、

非国教徒の牧師としての

代々の血があまりに多く流れていた、

と続ける。



ドラッカーは、

彼は、激烈な反戦争論者へと変身し、

パンフレットを書き、

演説を行ない、

集会とデモを組織したが、 

もちろん、それらの運動が、

当時の与党色の強いオックスフォードで

歓迎されるはずもなく、

彼の学究としての将来は消えた、

とする。






「ところが、彼の反戦論文の数々が、


 『マンチェスター・ガーディアン』の名編集者、


 老スコットの目を引いた。


 当時は、イギリスの有力紙では、


 同紙だけが反ボーア戦争の論陣を張っていた。」 



(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~