■戦争特派員としてバルカンへ■~大戦争の序曲~
おはようございます。
雲は多めですが、
明るい陽射しの
川崎の朝です。
今日は子供の日、
毎年子供が減少し、
鯉のぼりも寂しげですね。
連休最終日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ここでもブレイスフォードは、
少数派の反体制の立場に立ったが、
ドイツ帝国を索制するための同盟政策は、
全党派の支持するものだったため、
彼の名前は不人気なものとしてではあったが、
広く世に知られるところとなった、
とした。
そして、10年後ブレイスフォードは、
戦争特派員としてバルカン戦争を
自ら取材するため、
トルコと戦い、
次いで互いに戦うようになった
ギリシャ、ブルガリア、セルビアの軍に
従軍した、
と続ける。
ドラッカーは、
今日となっては、
1912年から13年にかけて行なわれた
バルカン戦争は、
歴史の脚注ほどのものにすぎないが、
当時その戦争は、
やがて来るものと怖れられていた
大戦争の序曲として見られていた、
とする。
「それはちょうど、
25年後の1930年代に
スペイン内戦が第二次大戦の序曲として
見られていたのと同じだった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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