■一転してヒーローに■~同じ体質の社会主義者~
おはようございます。
日の出が早まり、
6時近くになれば、
空が明るくなる川崎の朝です。
しかし、今日は下り坂で、
にわか雨の予想されます。
火曜日、今日も一日よろしくお願いします。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ブレイスフォードは
いわゆる平和主義者ではなく、
正義の戦争と不正義の戦争を分けていた、
とした。
そして彼は、
再び少数派の
反体制の立場を取ったため、
『マンチェスター・ガーディアン』を
辞めざるをえなくなり、
数年は仕事も収入もなく、
貧乏暮らしを余儀なくされた、
と続ける。
一、二度刑務所入りもしたが、
間もなくブレイスフォードと
同じ体質の社会主義者の
ある小さな反戦グループに迎えられた。
ドラッカーは、
そこには、
筆のたつ者がいなかったため、
もっぱら彼が
スポークスマンの役を果たした、
とする。
「やがて第一次大戦が終わったとき、
戦争の反動で反戦運動家が
一転してヒーローとなり、
労働党の主流となった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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