■心の社会主義■~信念と道義に基づく~
おはようございます。
快晴の川崎の朝です。
新緑が目に鮮やかな季節、
気持ちのいい微風と言いたいところ、
今日は中国大陸からの黄砂が多そうです。
ここでもマスクは有効でしょうね。
土曜日、良い週末をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
ブレイスフォードのバルカン記は、
ベストセラーとなり、
その後も彼地へ赴任する
各国若手外交官の
参考書となっていた、
とした。
そして、ブレイスフォードは、
反体制自由主義者として
バルカンへ赴き、
反体制社会主義者として帰還した、
と続ける。
彼は決して
キリスト教社会主義者ではなく、
キリスト教は捨てていたが、
科学的、弁証法的、
マルクス主義的社会主義者というよりは、
宗教的社会主義者だった、
とする。
「彼のそれは、
歴史の科学的法則よりも、
信念と道義に基づく社会主義だった。
頭や懐の社会主義ではなく、
心の社会主義だった。」
(Ⅱヨーロッパ人々 9章 反体制運動家ブレイスフォードの挫折)
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