■情報収集ではなく行動■~それが何であるかを知る。~






組織管理手段の七つの要件

その7点目
◆行動可能性
”管理の目的は情報収集ではなく行動である。”

管理活動として行う、検討や分析、情報収集などは、
対象を掌握し、支配するということが目的ではなく、
何らかの管理行動を行うことを目的としなければならない。

したがって、報告、調査結果、数字など管理手段となるものは、
すべて管理のための行動を起こすことのできる者にまで
到達しなければならない。



「『何か知らないが、何かが起こっている。

それが何であるかはぜひ知らなければならない』

との観点から行う管理もある。

しかし、『何か面白いことが起こっている』

 というだけで管理を行ってはならない。」



(6章 マネジメントの技能  29 管理)


   

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