■研究者の特性と能力■~もっともよく働くとき~
おはようございます。
明るい陽射しの川崎の朝です。
週末の東京地方は、雨の様です。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
優先順位に関わる問題は、
国際的あるいは国家的なレベルで
起こるだけではない。
一つの大学、学部、学科、研究室で起こる。
にもかかわらず、知識に関わりをもつ者、
特に今日の大学の学者は、
そのような問題の存在に気づいてもいない。
彼らのほとんどが、
立派な学者の研究計画はすべて支援すべきであるという。
資金上の問題の前に、
人材上の問題があることを知らない。
しかも、優先順位の決定に当たっては、
個々の研究者の特性と能力を
重視しなければならない。
研究者は、命じられたことをするよりも、
したいことをしたほうが優れた仕事をする。
同時に、実績のある者の直感が大きな役割を果たす。
「とはいえ、研究者は目標を与えられ
体系的に仕事をしたとき、
もっともよく働く。
方向づけなしに
よい仕事ができる者は稀である。」
~『イノベーターの条件』
(Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)
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