■知識探求の優先順位■~多様性、柔軟性、競争の確保~

おはようございます。

今朝も曇り空の川崎の朝。

あの震災から5年、
様々な報道機関が改めて
被災者の現状を伝える。

避難先や仮設住宅での生活、
復興しない町、先の見えない原発。

そして、それ以上に心に残した
傷あとの問題は大きい。

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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬


 
ドラッカーは、
知識そのものに関しても、
その適用方法と同様に
多様性、柔軟性、競争の確保が
必要であるとする。

そして、知識の探求において
優先順位を決め、
知識の方向づけと
そのもたらすものについての
意思決定が必要であると続ける。

これは知識に関わりをもつ者
だけの問題ではない。

これまで、
知識とその探求において、
優先順位や限界、方向づけについて
考えなければならなくなるとは
誰も考えてこなかった。



「もはや知識も、

 他のあらゆるものと同じように、

 絶対的な善ではありえないことが

 明らかである。

 知識そのものは中立的であるとしても、

 知識をもってなすことは

 中立的ではありえない。」


~『イノベーターの条件』
(Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)











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