■知識の社会的意味■~自らの専門分野で貢献する。~
おはようございます。
今朝も快晴の川崎。
寒い朝ですが、
日中は4月並の暖かさになりそうです。
花粉が勢いよく舞うんでしょうね。
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∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬
ドラッカーは、
これまで知識とされていたものは、
単なる情報にすぎないとした。
今日、大学は
研究に力を入れるべきであるとの議論がある。
しかも、研究は教育や学生の
ニーズと両立しないとされる。
これは誤解である。
問題は、社会への貢献が
重要になったことから生じた。
優秀な教師ほど、
学際研究に引っぱり出される。
政府機関、学校、企業、病院、
軍からコンサルティングを頼まれる。
学内でも、他の学部や学科から
お呼びがかかる。
彼らは、自らの専門分野で貢献する。
だがその最大の関心事とすべきものは、
依頼主にとっての成果である。
「知識が現代社会の
中心的な資源となったために、
大学に第三の機能が加わった。
教育と研究に加えて、社会への貢献、
すなわち知識を行動に移し、
成果をもたらすという機能である。」
~『イノベーターの条件』
(Part4 問われる知識と教育 1章 知識の政治学)
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