■正しい解決策を求める■～正しい妥協と間違った妥協～

おはようございます。

雲の合間に青空が浮かぶ、
川崎の朝です。

台風一過、東京地方は真夏日の予報です。
いつまで熱中症の注意が必要なんですかね。

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∬ちょこっと、ピーター．ドラッカー∬




～何が正しいかを考える。～

★とるべき行動
　　いま直面している問題において正しい解決策は何か？
  　妥協は必要か？

★身につけるべき姿勢
　　意思決定ではとにかく正しい解決策を求める。
    妥協するかどうかはその後のことである。

ドラッカーは、成果をあげるために
身につけるべき習慣を次のとおり示す。

第一は、なされるべきことを考えることである。

何をなしたいかではなく、
なされるべきことを考えることが
成功の秘訣である。

これを考えることなくしては、
いかに有能であっても成果を
あげることはできない。

第二の習慣は、
組織全体にとってよいことは
何かを考えることである。

組織全体にとって
よいことでないかぎり、
いかなるステークホルダーにとっても
よいこととはなりえない。
　
　　
「意思決定においては

　何が正しいかを考えなければならない。

　やがては妥協が必要になるからこそ、

　誰が正しいか、何が受け入れられやすいか

　という観点からスタートしてはならない。

　満たすべき必要条件を満足させるうえで

　何が正しいかを知らなければ、

　正しい妥協と間違った妥協を

　見分けることはできない。

　その結果、間違った妥協をしてしまう。」


～『プロフェショナルの原点』（第６章 意思決定を的確に行う）