■妥協からスタートしない■～半切れのパンと半分の赤ん坊～

おはようございます。

めっきり涼しい朝を迎えた川崎です。
昨日は真夏晴れ、今日は秋晴れ。
良い週末をお過ごし下さい。

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∬ちょこっと、ピーター．ドラッカー∬




～半切れのパンでも、ないよりはまし。～

★とるべき行動
　　いま直面している問題では何が正しい妥協か？

★身につけるべき姿勢
　　妥協を迫られても問題解決のための必要条件は守り抜く。

ドラッカーは、
妥協には二つの種類がある、
とする。

一つは占いことわざの
『半切れのパンでも、ないよりはまし』であり、
もう一つはソロモン王の裁きの
『半分の赤ん坊は、いないより悪い』である。

前者は必要条件を半分は満たす。
パンの目的は食用であり、
半切れのパンは食用となる。

しかし半分の赤ん坊は必要条件を満たさない。
半分の赤ん坊は命あるものとしての
赤ん坊の半分ではなく、
二つに分けられた赤ん坊の死骸である
　
　　
「そもそも何が受け入れられやすいか、

　何が反対を招くから言うべきでないかを

　心配することは無用であって、

　時間の無駄である。

　心配したことは起こらず、

　予想しなかった困難や反対が、

　突然、ほとんど対処のしがたい障害となって現れる。」


～『プロフェショナルの原点』（第６章 意思決定を的確に行う）