■大工の言葉を使え■~受け手が成立させる~
おはようございます。 朝から小雨の降る川崎です。 早今年も半分が過ぎ、 明日からは7月。 天候不調ですが、良い週末をお過ごしください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬ コミュニケーションの持つ4つの原則。 その1 ◆知覚である(2) ドラッカーは、 聞く者、受け手がいなければ コミュニケーションは成立しない、 とした。 ソクラテスは 「大工と話すときは、大工の言葉を使え」 と説いた。 専門家が、一般の人々に 理解を求めたり、同意を得たり, 何らかの動きを要求したりするときには、 一般の人々が理解できる言葉を 使わなければならない。 そうでなければ、 この専門家は何も話していないことと 同じとなる。 「コミュニケーションは 受け手の言葉を使わなければ成立しない。 受け手の経験に基づいた言葉を 使わなければならない。 言葉で説明しても通じない。 経験にない言葉で話しかけても理解されない。 知覚能力の範囲外にある。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (6章 マネジメントの技能 28 コミュニケーション)