■何もしないという決定■~危機でも機会でもない時~

おはようございます。

薄日の射す川崎の朝、
今日土曜日はまだ大丈夫、
明日はまた梅雨空に戻ります。

良い週末をお過ごしください。


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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


意思決定の6つのポイント、
4点目

◆行動すべきか否か,,,,

ドラッカーは、意思決定を
行動に移す際の課題について指摘する。

まずは、何も意思決定しないことも
一つの決定として選択肢から
外してはいけないとする。

何もしないことにより
事態が悪化したり
チャンスを逃したりするのであれば、
当然意思決定し
行動に移さなければならない。

しかし逆に、多少のリスクがあるが、
その影響度が受容可能範囲であり、
対応策を打たなくても自然のままで
うまくいくと判断ができる場合がある。

それは、組織にとっての
危機でも機会でもない。

こういった場合には、
なんらかの行動をするという
意思決定をしてはならない。

動いてはいけない。


「何もしないと

  事態が悪化するのであれば、

 意思決定を行わなければならない。

 このことは機会についてもいえる。

 迅速に行動しないと

  大切な機会を失うのであれば、

 行動しなければならない。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第6章 マネジメントの技能  27 意思決定)
























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