■対立する見解の衝突■~新しいアイデアも可能となる。~

おはようございます。

曇り空の川崎の朝です。

昨日は梅雨の嵐、今日は梅雨の晴れ間、
真夏日になりそうです。

熱中症にお気を付け下さい。

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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬


ドラッカーは、意思決定には
意見の対立が必須条件であり、
対立意見のないときには
決定を行ってはいけないとした。

そしてその理由を、次のとおり説明する。

 △様々な意見を戦わせることによって、
 不完全であったり、
 間違ったりしている意見を
 浮き出させることができ、
  そのような意見に
 だまされることを防げる。

 △様々な意見を出させることにより、
 様々なオプション案を発見できることとなり、
 選択した実効策を実行した段階で、
 それが間違いや 不完全であることが
 明らかになった場合に、
 次善策として実行できる。

 △様々な対立意見の中から、自分の発想や、
 方向性と異なることを知ることにより、
 刺激を受け、自分自身や他の人の想像力を引き出せ、
 新しいアイデアを出すことも可能となる。


「マネジメントの行う意思決定は、

 全会一致によってなされるようなものではない。

 対立する見解が衝突し、異なる見解が対話し、

 いくつかの判断のなかから選択が行われて

 初めて行うことができる。

 したがって、意思決定における第一の原則は、

 意見の対立を見ないときには

 決定を行わないことである。」

~P.F.ドラッカー「マネジメント」

(第6章 マネジメントの技能  27 意思決定)























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