■仲良しクラブとは違う■~人情や雰囲気に流されない~
おはようございます。 まだ雲が多い川崎の空、 涼しい朝です。 天気は段々回復、 秋晴れの週末になりそうです。 良い週末をお過ごしください。 ---------------------- ∬ちょこっと、ピーター.ドラッカー∬ トップマネジメントが チームとして機能するための厳しい条件。 ◆メンバー同士が仲良くする必要はない。 トップマネジメントチームの各メンバーは、 それぞれの分野における意思決定責任者である。 トップマネジメントチームが行うべきことは、 学生のクラブ活動とは異なるし、 趣味の同好会とも異なる。 仲良しクラブではない。 自らの担当分野と組織全体の成果に 責任を持った決断を迫られる役割にとって、 温和で親しみのある人間関係は不要である。 成果に向けた正しさのみに 目を向けなければならないときに、 人情や気使いや雰囲気で 本質を見誤ることになってしまうことが あってはならないのだ。 しかし、それは、喧嘩ではなく、 他のメンバーの足を引っ張ったり、 けなしたりするものではない。 自らの意思決定と、 他のメンバの意思決定を 正しいものにするための方策である。 「トップマネジメントのメンバーは、 仲良くする必要はない。 尊敬し合う必要もない。 ただし、攻撃し合ってはならない。 会議室の外で、互いのことをとやかく言ったり、 批判したり、けなしたりしてはならない。 ほめあうことさえしないほうがよい。」 ~P.F.ドラッカー「マネジメント」 (第8章 トップマネジメント 38 トップマネジメントの構造)