■文化、価値、洗練の象徴■~西洋文化が中核~
おはようございます。
薄明かりの射す高知の雨です。
昨日は雲が多く
蒸し暑い一日でしたが、
今日は晴れ梅雨の晴れ間ですね。
明日からはまた梅雨空、
熱中症に注意して有効にお使いください。
日曜日、良い休日をお過ごし下さい。
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∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬
ドラッカーは、
アイオワを辺地と見ていたのは、
外国特派員だけではなく、
アイオワ自身がそう見ていたが、
地の地の多くも、
同じように自らを見ていた、
とした。
そして、ヨーロッパの列強とその抗争、
価値観と文化、信条からは
遠く離れた存在と見ていた、
と続ける。
ドラッカーは、
ヨーロッパよりも良いと
アメリカは見ていたわけではなかったが、
文化、価値、洗練の象徴として、
この時代ほど、
ヨーロッパがアメリカで評価され、
尊敬された時代はなかった、
とする。
「まさに当時は、
デトロイト、トレド、クリーブランド、
シカゴ、ミネアポリスなどの
中西部の諸都市が、
美術館を建てては、
ヨーロッパの美術品を買い漁り、
東のコロンビア大学から
西のスタンフォード大学に至る諸大学においては、
アメリカ的要素をすっかり排した
西洋文化がカリキュラムの中核に
据えられた時代だった。」
(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)
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