■小さな単科大学■~まさにアメリカ的な組織~

 おはようございます。


薄曇りの高知の朝です。


今日は午後になれば雨、

そろそろ梅雨の声が聞こえてきそうです。


日曜日、良い休日をお過ごし下さい。



−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−



∬ちょこっと、ピータ.ドラッカー∬




ドラッカーは、

アメリカへ来た難民学者は、

ニーズに応えさせられ、

学問の境界を超えさせられ、

ヨーロッパの大学では

永久に不可能だったチャンスを

与えられた、

とした。



そしてヨーロッパでは、

総合大学の一員たるべきことを

要求されることなどありえず、

自分の専門に閉じ込められたままか、

せいぜいが一つの学部内で動くことが

許される程度だった、

と続ける。



しかし、不況時のアメリカでは、

ハーバードのような

大学院と研究機能に力を入れる

最大規模の大学さえ、

内部にいかなる軋轢、陰口、

政略があろうとも、

一つのベンチャー、法人、コミュニティに

すぎなかったのである。








「それでも世間で脚光を浴びていたのは、


 有名大学だった。


 ところが私自身は、


 小さな単科大学に魅力を感じていた。


 それはまさにアメリカ的な組織だった。」









(3 アメリカの日々 15章お人好しの時代のアメリカ)

コメント

このブログの人気の投稿

■報復の天使のように■~力があるはずの分野~

■ゾフィー先生のまわりに輪■~生徒自身への関心~

■ハーケンクロイツを外した■~帽子をとっての一礼~